越境EC 中国|永谷園 中国向け越境ECに参入

永谷園が中国向け越境ECに参入
中国人消費者の間で日本食、和食の人気が高まっていることを受け、中国向け越境ECで市場を開拓する。

永谷園では2017年6月、中国向け越境ECプラットフォーム 豌豆公主(ワンドウ)に出店。現在販売している商品は、お茶漬けの素、即席みそ汁など和風即席商品を中心とする6品目。

ワンドウは日本製品に特化した中国人消費者向け越境ECショッピングアプリ。
2017年6月現在で、約27,500商品が出品されている。

出店時の初期費用、固定費は無料で決済、国際越境配送、翻訳、顧客対応などは、ワンドウが一括代行する。

出店企業は商品情報を日本語で登録し、商品を国内の倉庫に送るだけで、越境ECを開始できる。SNS機能を備えており、クチコミの拡散を図るなど、マーケティングに活用することも可能。

ワンドウを活用し越境ECに参入する日本企業は増えており、カゴメ、味の素、白鳩などが出店した。

2017/8

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永谷園ホールディングス

東証一部上場

みそ汁、お茶漬けなど和風即席食品首位

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中国人消費者の間で普通の日本料理、日本食が人気 インバウンド市場、越境EC市場への追い風に

中国のSNSやブログに日本料理、日本食に関連する投稿が増えている。

日本料理(中国語で日料、リーリョウ)
日本で本場の本物の日本料理、日本食、和食を食べたいと思う中国人は急増しており、飲食業のインバウンド市場や帰国後の越境EC市場にとって追い風となっている。

すし、てんぷらといった定番料理が人気であるのは言うまでもないが、おにぎり、玉子焼き、唐揚げ、オムライス、お茶漬け、ラーメン、とんかつといった普通の料理の人気が急拡大している。

その大きな理由はドラマ、映画、アニメ、日本のドラマ、映画、アニメは中国人に強い影響を与えている。
彼らのようにドラマ、映画、アニメの中で見た日本料理をぜひ食べたいと思っている中国人が急増しているというわけだ。

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